書籍・雑誌

猫詩集 『 CATS 』

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こんにちは!カラー&ラッピングコーディネーター かげみちこです

 

一昨日の午後は、ロフトをお掃除していたのですが、

思わず、懐かしい本を見つけ手に取りました

 

ミュージカル 『CATS』 の原作本 T.S.エリオットの猫詩集

(左が翻訳版で学生時代に購入、右はその後何年か後に購入した洋書

はじめてCATS(キャッツ)を観たのは、社会人1年生の夏でした  だいぶ昔だわ?

 

ミュージカル『キャッツ』には、猫詩集で採り上げられたほとんどの猫が登場しますが、

1匹だけ原作には登場しない猫がまかり出ます。

ヒット曲『メモリー』を歌う猫、〝グリザベラ〟

グリザベラの詩は、エリオットの遺稿の中からみつかったそうです。

身分のいやしい娼婦猫で、とても悲しい猫生をおくったというストーリーなので

詩集の中に入れるのをやめてしまったらしいんですね。

そもそも、この詩集は子供を読者に想定した著作なので・・・。

でも、ミュージカルをご覧になった方ならお解かりいただけるでしょう。

この娼婦猫〝グリザベラ〟の登場で、やや地味めであったストーリーが

一段と華やかになり、深みを増したというのは言うまでもありません。

 

  猫の性格を知るには、

  べつに細かい説明なんか必要ない、ということさ

  もう十分、わかったはずだが、

  猫っていうのは、きみや僕

  それにいろんなタイプの他の人間どもに

  とっても良く似ているんだよ

  正気なやつもいれば、ちとおかしいのもいる

  善良なやつもいれば、ワルもいる、

  比べてみれば正邪とりまぜ各猫各様 -

  でもね、どんな猫でも詩になるのさ

 

     You should need no interpreter

     To understand their character.

     You now have learned enough to see

     That Cats are much like you and me

     And other people whom we find

     Possessed of various types of mind.

     For some are sane and some are mad

     And some are good and some are bad

     And some are better, some are worse -

     But all may be descrobed in verse.

 

 『猫によびかける』〝THE AD-DRESSING OF CATS〟より抜粋

 

誕生色辞典 「色の秘密」366日

110407   

きょう、書棚の入れ替えをしていて

ふと手にした本 『誕生色辞典』

こちらは、もう何年か前になります。

カラースクールSouple 主催のカラーセラピーセミナー

その日は、「てんびん座生まれ」の卒業生限定の特別セミナーでした

わたしも10月16日生まれのてんびん座です

そのセミナーに参加させていただいた時に

参加者全員へ先生からプレゼントがありました  

それがこの本でした

皆んなで自分の誕生日の欄を真剣に読み、

自己分析していた当時が思い出されました

この本では、著者の長年の色彩研究の成果と膨大なデータをもとに、

日本の四季折々の美しい風景を受け止めながら、

そのような色彩の中から366色を選んで「誕生色」としています。 

   

今日、4月8日生まれの方: 

人格を解くキーワードは、希望、敬愛、用意周到

誕生色は、〝薄緑色〟です。

ささやかな希望をもち、それが実現すると次の希望を持てる人・・・

  

という具合に、

それぞれの誕生色をもつ方へのメッセージやキーワードとともに、

その人の中に秘められた可能性をショートストーリー風に掲載しています。

ファッションコーディネートなどの参考となるように

「相性のいい色」の解説などもされています。

  

ただ、カラーセラピーと同様に言えることは、

記されていることが唯一絶対的ではないということです。

それをどう受け止めるか・・・決めるのは、自分自身です。

人を知り、自分を知るひとつのきっかけづくりに

役立ててみてもよいと思いますよ(*^-^)v

          

「もしドラ」 読破!

101215

簡単かつ読みやすい本でした。

なので、「読破」というほどのことではありませんね

「今年の年間ベストセラー第1位」

それで以前から気になっており、読んでみようと思った

ドラッカーの「マネージメント」入門書

私は普段ビジネス書の類はあまり読まないのですが、

話題作というので「1度は・・・」という気もちになりました

先週末、2日間くらいで読み終えたんですが、

読み始めるとさくさく読めてしまい、面白いというよりは新鮮味がありました。

(それは最近、わたしが読書をしてなかったせいも大いありますが・・・)

組織に属して働いている人が読まれたなら、

誰でも多少なりとも刺激を受ける気がします。

私もついつい会社員時代を振り返ってしまいましたね

普段自分がビジネス書読んで感銘を受けたとしても、

それを実際に実地で活かしたり、工夫してみることは本当に難しいと思います。

何度挫折したことか・・・ (ノ_-。)

でも、

そこを悪戦苦闘しながら高校野球の女子マネージャーが取り組む姿に

多くの人が心を打たれたのかもしれません。

     

来春には、TVアニメや映画化も決定しているようですね

今週から主人が通勤電車の中で読み始め

読み終えたら、会社内の友達間で「廻し読み」を匂わせています