イエロー&ブルー(光と影の色)
こんにちは。カラー&ラッピングコーディネーター かげみちこです
カラーの勉強をはじめて間もない頃、
PCCSの24色相環を、実際に
Y(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)の3原色(絵の具)を使って
作成するという授業がありました。
見本通りの色にするのが難しかった記憶がありますが、
その思い通りの色に色を混ぜて近づけていく作業は、なかなか楽しく面白いものでした
「看板の色をばらつきなく仕上げるには、それぞれのペンキに黄色を混ぜるか
青を混ぜると良い」
アメリカの画学生だったロバート・ドアは、当時
看板を描く職人達の間で色の調子を整える方法として
イエロー(黄色)かブルー(青)のペンキを混ぜるという話に触発され、
「カラーキープログラム」というシステムを開発しました。
これがイエローアンダートーン、ブルーアンダートーンの分類と呼ばれ、
イエローとブルーに共通性をもたせた調和です。
人の目は、自然界の光と影の色を黄色と青として無意識に理解しており、
さらに日常的に接する様々な色にも無意識に同様の反応をしています。
象徴的に明るさをイエローで表現し、暗さをブルーで表現する場合も多く、
その2色を基調色に描かれたゴッホの『夜のカフェテラス』は
あまりにも有名ですね
パステルアートの場合、澄みきった光が欲しい場合、私はイエロー単色を使います。
どうしても混ざると濁るという特性があるためです。
逆に、淀みのない暗闇を表現する場合は、まずブルー単色にし・・・
気づくとやはりイエローとブルーを調整に使っているということでしょうか(o^-^o)
つい先日仕上げた新作! 「 firefly(蛍の森) 」
木々を描くのに ツキネコさん〝バーサマーカー〟
無色透明インクにパウダー状のパステルを塗りこむと
写真のように (ほとんど黒に見えますが(^^ゞ) なります。
蛍がとんでいる感じの表現には 〝キラリ!夢マーカー〟が活躍しましたよ(*^-^)v
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