猫詩集 『 CATS 』
こんにちは!カラー&ラッピングコーディネーター かげみちこです
一昨日の午後は、ロフトをお掃除していたのですが、
思わず、懐かしい本を見つけ手に取りました
ミュージカル 『CATS』 の原作本 T.S.エリオットの猫詩集
(左が翻訳版で学生時代に購入、右はその後何年か後に購入した洋書)
はじめてCATS(キャッツ)を観たのは、社会人1年生の夏でした だいぶ昔だわ?
ミュージカル『キャッツ』には、猫詩集で採り上げられたほとんどの猫が登場しますが、
1匹だけ原作には登場しない猫がまかり出ます。
ヒット曲『メモリー』を歌う猫、〝グリザベラ〟
グリザベラの詩は、エリオットの遺稿の中からみつかったそうです。
身分のいやしい娼婦猫で、とても悲しい猫生をおくったというストーリーなので
詩集の中に入れるのをやめてしまったらしいんですね。
そもそも、この詩集は子供を読者に想定した著作なので・・・。
でも、ミュージカルをご覧になった方ならお解かりいただけるでしょう。
この娼婦猫〝グリザベラ〟の登場で、やや地味めであったストーリーが
一段と華やかになり、深みを増したというのは言うまでもありません。
猫の性格を知るには、
べつに細かい説明なんか必要ない、ということさ
もう十分、わかったはずだが、
猫っていうのは、きみや僕
それにいろんなタイプの他の人間どもに
とっても良く似ているんだよ
正気なやつもいれば、ちとおかしいのもいる
善良なやつもいれば、ワルもいる、
比べてみれば正邪とりまぜ各猫各様 -
でもね、どんな猫でも詩になるのさ
You should need no interpreter
To understand their character.
You now have learned enough to see
That Cats are much like you and me
And other people whom we find
Possessed of various types of mind.
For some are sane and some are mad
And some are good and some are bad
And some are better, some are worse -
But all may be descrobed in verse.
『猫によびかける』〝THE AD-DRESSING OF CATS〟より抜粋
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